「アステリアの夕日」あとがき

 2008年最後の作品にして、アステリアシリーズ最新作。
 アステリアシリーズは回を重ねるごとに駄作になっているのは気のせいでしょうか(爆
 アステリアシリーズは書くのにいつもすっごく苦労してます。書いていて一番楽だったのがアステリアの休日なんですが、それ以降労力が増えるのに反比例して作品の出来は下がる一方で……(汗
 今作も前作に引き続きわたしのやりたいことを全力でやらせていただきました。やりたかったのは銀河英雄伝説みたいな歴史モノ。というよりは、作中時間の長い物語ですね。結果、詰め込みすぎて無味乾燥な文章になってしまいました。そういう意味でアステリアの休日とは対極にある小説です。
 あんまり評判も良くないんですよねえ……。一番最初に書いた休日が一番評価されてる気がします。休日ファンの方の期待を裏切ってしまってもうしわけございません。って実在するんですかね(汗

カザ・ホンド
 主人公。回りを盛大に巻き込むも本人にその自覚がない、というのが作品のコンセプトでしたが、うーん、書き方がまずかったかも。
 割と好きなタイプの人です。勘違いでひたすら逃げ続けたり、悪事に手を染めるのにやたら覚悟が必要だったり。とにかく小物臭の漂う主人公です。

ネリル・ファンダル
 ヒロインにして萌えキャラ。わたしにしては珍しい幼子系のヒロインです。でも意外にいけそうですね。こういう無口系キャラは苦手じゃないです。

ナーラディア
 ヒロイン第二。出稼ぎのつもりが大出世してしまいました。
 カザには一夫多妻制を採用している国へ逃げて欲しいものです(爆
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