「アステリアの祝日」あとがき

　アステリアの休日、の続編です。
　アステリアの休日に気をよくしたわたしが二匹目のドジョウを狙って書いた作品です（爆
　コンセプトとしては「メイド」で「スパイ」が書きたかった、という身勝手きわまりないものになっております。それはつまりキャラ小説への挑戦であり、ただ単にテスティアを書きたかっただけです（笑
　「さよならベルティエール」以来、登場人物に動きのある話を書いていなかったので、その点の欲求不満が炸裂した感もあります。本当はもっとバトル物を書きたいんですけどねえ。書いても面白くならないから我慢してます（爆
　そしてアステリアシリーズは相変わらず書きにくい。今作は完全にアドリブで書き進めたのですが、文章もいつもと違うし、なんか行間開いてるしで、執筆速度は普段の半分以下になってました。まあテスティアを書けただけで十分満足ですけど。もしアステリアの世界で長編を書くのなら間違いなくテスティアを登場させるでしょう。
　物語性がかなり希薄で、その点は今でも後悔しています。なんとなく、アステリアシリーズは休日以降どんどん劣化していってるような気がします。


　本作のMVP。
　というより、本作そのもの。
　かなり強い娘です。設定では世界でトップ１０くらいに入るキャラクターなのですが、その設定を生かせるような作品を書けるとは到底思えない（ぇ
　多分テスティアは「さよならベルティエール」の住人よりも強いはずです。こっちの世界では戦闘行為が日常的に起きますからね。戦いに対する心構えが根本から違います。
　あと、テスティアって名前はかなりお気に入りです。語感がすごく好きですね。

　名前の表記これで合ってたか自信がないです。
　本作のヒロイン（誤植じゃないですよ）。基本的に彼が自由気ままに行動して、テスティアが裏からこっそりサポートするってのが二人の立ち位置です。